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手品師とネット通販の共通点

「経営的視点」からネット通販を考える。

僕達ネット通販は、スピードがほかの業界よりも速いのはご存知だとおもいますが、なまじスキルだけである程度短い期間は売上だけは作れてしまいます。

もちろん、ここから、販促費やフルフィルメント費用や人件費を引いて利益がでるかどうかはもちろん重要ですので、売上だけの会ではないということは、あらためて申し上げます。

ここで一番重要なのは、実際にみんなはどのような「考え方」をしているのか?というところです。

これは僕の持論なのですが、

商売の考え方として一番重要なのは、「勘と度胸」だと思います。
どのような戦略や作戦で自分のお店を作っているのかは、突き詰めると経営者の「勘」です。ここが全ての始まりだと思います。その「勘」で考えたものを投資の規模などの「度胸」で大きくします。これは、商売には、正解がないからです。よく、沢山売っているネットショップが偉そうにしていますがそれは、「度胸」の部分が大きいからだと思います。

例えば、売上5000万から売上1億にするのには「度胸」が重要な項目になります。ここに「勘(商売勘)」はそんなに重要ではない。いけると踏んでから、金を突っ込み広告買ったり、システム投資したり、ビジネスの回転をでかくするだけで、簡単に5000万から1億にはいきます

度胸の前に重要な「このビジネスの仕組みで行ける!」という「商売勘」のところを勉強していくのが、現状の財団の醍醐味であると思っています。売上1億円の方の初期の「売上0円⇒売上1000万」のお話がまさに「商売勘」が如実に現れていて、ここを勉強させて頂くというのが、一番重要なことではないかと思っています。

では、「勘」とはなんでしょうか?

「勘」という言葉から連想するのは、普通は「わかんないいけどたぶん」とか

かん 【勘】

*
o (1)物事を直感的に感じ取る能力。第六感。
o
+ 「―がいい」
+ 「―が狂う」
+ 「―に頼る」
+ 「―がはたらく」

というところでの解釈ですが、この言葉の本質を知り、勘の精度をロジックで高めることが出来ます。僕達経営者は、この「勘」を磨くということが一番重要な資質になりますので、ネット通販にもこれがまったく当てはまります。簡単に言うと、なにをするにも正解がないので、「勘」に頼っていているので、この「勘」をうまく技術で精度を高めることを磨く。度胸が良くても、勘が悪ければ倒産一直線です。

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「勘というのも、一種の情報のアウトプットである」
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僕は、これが、2009年型の情報化社会の中で生き残るための一番重要な考え方であると思っています。勘が情報のアウトプットなので、ではその情報とはなにか?ということになりますが、ここで財団の真骨頂である「集合知」や「補集合知」というお話が出てくるのだと思います。自分の中に答えをもっていないので、勘になるわけで、それは、自分の持っていない情報全てが対象になります。

手品師は、ハトを隠しているからハトが出てくるわけで、
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商売人は、情報を持っているから、「勘」が働くわけです
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商売人から、情報をとったら、勘が悪いのは目に見えていて、あとは、度胸だけになってしまいます。普段の補集合知情報から勘という情報のアウトプットになっているというところの重要性をもっと「大事なこと」としてみなにお話しておきたいです。

この商売の基本は、スタッフにわかるように説明する情報のアウトプットの仕方(教え方や指導法)にも通じる、基本的な経営のお話でもあるので、スタッフさんで悩んでいる方には特にお勧めします

スタッフさんが、「なぜ働くのか?」と言うことや、うちのお店が売れると、社会が良くなる(社会貢献)という実感をもってもらうためのリーダーの指導法ということにもつながります

スタッフさんに給料以上に働いてもらうことにもつながりますしスタッフさんが、喜んで働き、社内よりも社外へ心の目を向けると言うことにもつながります。(給料が安くても働き甲斐のある会社になる)

会社全体がぶれずに、楽しいムードにもなりますし、結束も固まります。スタッフが勝手に考えて行動を起こし始めます