インターネット通販をどのように捉えているのかで、運営方法がまったく変わる。
紙通販からWEBへシフトしている運営者は、ネット通販をFAXの進化という感覚で捉えている。もちろんこの考え方はすばらしいと思います。そして、さらにその『進化したFAX』は、集客マシンとしての性能も兼ね備えている。インターネットは、ポータルサイトというスタートページで『検索』という行為を行うものでもあるという考えから、今、日本では、月間68億回(2009年1月調査)の日本語での検索があり、その約10%が、『商品を買うために検索』しているということで、僕らはその約7億回の検索に対するアンサーにしのぎを削っているというわけです。
それにしても、リスティング広告という革命がまきおこり、EC事業者にとってはまたとないチャンスにいったいなにをしているのか!?と喝を入れたくなるようなありさまだ。
お客様がお金を持って検索しているのに、そのアンサーがなさ過ぎる。
逆に言えば、いま一番のねらいどころは、リスティング広告ではないだろうか?テクノロジーにEC運営者のスキルがおいつかない現状はしばらく続くので、早くスキルアップしてほしいと心から切に願うしだいだ。