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ネット通販で社会が良くなるための最短ルートは?

ドラッガーレポートによると、知識は単に伝統的生産要素としての労働、資本、土地と並ぶもう一つの資源というよりも、「ただ一つ意味のある資源」であり、知は人材からしか生まれないということが書いてあります。この意味するところは、形式知や暗黙知や集合知などの知識情報データベースをどのように構築していき、全体としての課題を解決していくのかというところにつきると思うわけです。

ネット通販事業者側の視点に立つと、まずは、大きく3つの知のデータベースを財団のネットワークコミュニティーで構築できるのかにかかっていると言っても過言ではないと思う。その3つとは、「あり方」「考えかた」「やり方」です。そしてこの3つの知を生かし、社会におけるサービス業となったときに、ネット通販が社会的認知をうけるとおもう。したがって、まず事業者側は、あり方において社会的責任をアピールしてこそ花が咲く。社会のために一番重要なことは、あり方において社会との信頼と絆を結ぶことが最短ルートである。

あり方というのは、それこそ「社会的存在意義」「社会的責任」のことであり、いうなれば、姿勢や態度のことです。考えかたというのは、理念や戦略のことであり、やり方は、戦術や技法・手法のスキルの部分です。これらが、すべて一体となってこそ大きな木となり社会に幸せをもたらせます。

木にたとえていうなれば、あり方は大地、考え方は木の根っこ、やり方は枝。枝ばかりに増やしても(見える部分)、根っこがしっかりしていないと、大きな木にはなれません。大地があってこそ、そこに人が集まります。根っこばかりでもまただめなのです。