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売上とはなにか? ネットショップの年商1億円にむけたロードマップ

01売上とは、単純に言うと、商品が何個売れたかというような『結果』です。この『結果』という意味を良く考えてほしいと常々思います。たとえば、受験生が東大合格という結果を目指すのに、なにをがんばりますでしょうか?もちろん勉強をがんばります。結果はあくまでも行動の先にあるので、売上アップという結果をがんばるというのはナンセンスです。売上をアップする原因をがんばりましょう。それでは、売上をアップさせる原因とはなんでしょうか?

 

基本的には、売上という結果は、下記の式で表現することもできます。

 売り上げ:(結果) = (原因):客数 X 客単価

ですので、売上アップという結果は、『客数を増やす か、 客単価を増やす』 しかありません。
客数というのも、新規客を増やす、リピート客をもっといっぱい来店して買いにきてもらう、ほかのお店で購入するようなことのないようにする、などなどいろいろなことで客数が増えます。また、客単価も高い商品を買ってもらう努力をしたり、一度にいっぱいいろいろ買ってもらうようにしたりすることで、客単価がアップする可能性があります。これらをどのように頑張るのがよろしいのかを研究することで結果として売上はアップいたします。

大きな概念としては、『利は元にあり』ということで、売上アップするためには、仕入れを努力するという事が一番効率がよいとされています。『安く仕入れて安く売る』この考え方が根底にあることが商売を成功させるのには一番重要であるとされています。それは人間は全員『良い品物を安く買いたい』と思っているからです。同じ品物なら安く売る!この競争をしているわけで、それは、安く仕入れる(作る)競争であります。お客様のためになる事=安く仕入れ、安く売る事が商売の鉄則です。言い方を変えると、まずは販売する商品を『いくらなら買ってくれるのか?』『どの品質のレベルなら買ってくれるのか?』というのを調査し、その価格、その品質で販売しても利益がでるように,”仕入れや生産を”努力することが商売の根本です。その商品を購入するかどうかはお店で決める事は0パーセントの権利で、100%お客様が決めるのです。僕たちネットショップに買うか買わないかは決める事ができません。ですから、まずはお客様が『いくらでこの商品を買うのか?』を調査しない事には頑張りようがありません。この調査はマーケティングの初めの一歩となります。

たまに、自分の仕入れの努力をせず、お客さんを操作する方向で思考をめぐらせる事を推奨する話がありますが、それは大きな間違いです。十分ご注意ください。